中学受験で、合格しても不合格でも、燃え尽きない子どもにする為の関わり方
中学受験は親がかり!と、よく言われますよね。
では、どんな親がかりになったら、一番子どもを応援できるのでしょうか?
親がかりになって、親の方が受験に本気になってしまって、子どものやる気を無くしてしま
った…
志望校に受かったものの、燃え尽きて登校できなくなった…
親がかりも、やり方によっては、子どもを辛い立場にしてしまう事があります。では、親は子どもの「合格」の為に、親がかりで協力してしまっては、いけないのでしょう
か?受験は大きな節目で、合格を勝ち取りたい事柄です。
だけど、親が子どもに対してする事は「子育て」です。
あなたは、子どもが受験から、何を学んでくれたら、「育った」と感じますか?
親として、子どものどんな所を受験を経験させる事で「育て」たいですか?
そこに答えがあると思うのです。
中学受験と言えど、長い子育てにおいては、たった数年の事であって、1つの節目でしかな
いのです。
子どもが大人になるまで、同じような節目をいくつ乗り越えて行くのでしょう?
その1つの節目に親が合格こだわって、不安がって、子どもにあれこれ指示命令して、管理
して勉強させるとなると、子どもは、塾や親の言いなりになっていたら、欲しいものが手に入るという経験を手にして、大人になった時には、指示待ちの大人になってしまう事もあるかもしれません。
中学校受験の親のゴール設定!!「〇〇」したら、、楽になる。
親として、やはり子どもが頑張ったからには、合格させてあげたいものです。
だけど、一瞬の「合格」を手にした喜びよりも、「合格」を手にするまでの過程を、子どもが頑張って組み立てて、「自分の力で結果を手に入れられた!」という達成感を持てることの方が、子どもが「育つ」と思うのです。
親として、「合格」という結果に関わるのではなく、合格や不合格に至るまでの「経過」を、親子で一緒に組み立てて、励まして、最後には「自分でここまでやれたね!すごいね!」で終われると、合格しても不合格だったとしても、子ども自身の自己肯定感や、自己効力感が変わると思うのです。
子どもと、結果が出るまでの「経過」を共に楽しみ、励ませる!
そんな「親がかり」ができたら、親子共に嬉しいですね♪